年に1回その年(と言いつつ年明けてることもしばしばですが)のエンジニア活動を振り返って記事化しています。毎回毎回「あー使い回せるサムネイル(アイキャッチ)にすればよかった」と思っています。
さておき、けっこう回を重ねてきました。
- 2022年のエンジニア活動をふりかえる - テストウフ
- 2021年のエンジニア活動をふりかえる - テストウフ
- 2020年のエンジニア活動をふりかえる - テストウフ
- 2019年のエンジニア活動をふりかえる - テストウフ
- 2018年のエンジニア活動をふりかえる - テストウフ
ふりかえり6年目です。
コミュニティ活動
去年のふりかえりの際に、
2023年は、コミュニティ活動については大人しくというか、いまのライフステージを考えるとこうでは?という仮説のもとに動いているものもあるので、これまた自分にとってほどよいスタイルの確立を目指します。
などと匂わせ投稿をしていました。
要するに登壇や実行委員活動などをやらないかわりに、一定時間の融通・コントロールが聞く執筆関連の活動に充てよう、と考えて動いていた年でした。
Sqriptsでの連載
Sqripts | エンジニアリングを進化させる品質メディアのスクリプターとして、
- 「テスト自動化」成功の鍵とは?
- 1人目QAとしての立ち回り
の2つの連載をさせていただきました。
メディア自体が品質に関わる方・興味がある方向けなので、自分としても普段仕事でやっていることや考えていることをベースにして、何か業務の役に立つものを提供できれば・・・と思って書いています。し、今後も運営の方々とご相談しながらいろんな記事を書いていくつもりです。ぜひ読んでみてください。
TechTeamJournalでの連載
Tech Team Journal - 「事業をドライブするテックチーム」になるための、組織・文化づくりの情報を提供するWebメディア。のライターとしても活動を始めました。
こちらは品質に閉じたメディアではなく、テックな話題ではありつつもさまざまな切り口からエンジニアのキャリアに関するヒントだったり、CTOインタビューだったりと様々なコンテンツが掲載されています。
私は現役QAエンジニアとして参加しているので、「QAエンジニアやテストエンジニアはこういうこと考えているんですよ」など、どちらかというとQA・テストコミュニティの中から見える物事をその外側の方たちに届けたい、相互理解を深めたいと思って書いています。
こちらもぜひ読んでみてください!
登壇関連
控える、と言いつつも自分から手を挙げたり依頼を頂いたりと、複数回お話させていただきました。
- みんなで学ぶ、QAエンジニアによる品質改善の取り組み LT大会 - connpass
- テスト自動化への第一歩 ツール選定のはじめかた - connpass
- QA Career Talk vol.4 〜品質改善の取り組み アフタートーク〜 - connpass
- テスト自動化成功の鍵「テスト自動化アーキテクチャ」、構築のポイントと考え方とは (1/3)|CodeZine(コードジン)
転職したばかりで、QA組織も自社内に作っていきたいという思いがあり、そのへんのアピールになりそうなものでかつ日中帯を基本として登壇してました。
今まさにIYAIYA期の子供がいるので夜不在はあまりしたくない、ということで、19時以降の登壇依頼など一部ゴメンナサイしたものもあり・・・大変申し訳ないし自分としても機会をロストしているわけなのですが、長期的に見て家大事かなと思っているので、あと数年は今のスタンスを続ける予定です。
そのへんも込みでの、上のほうに書いた自分でコントロールできる割合の多い活動にシフトしている、という状態です。
逆に日中、17時までだと比較的業務の都合もつけやすいので、日中の会でしたらお声がけにはホイホイ乗りたいですし、こちらからもLT申し込みとかはまたどんどんやっていきたいです。
仕事
自分としては1月から新しい会社に入ったのがやはり大きな変化でした。
1年間過ごしてきて感想はものすごくたくさんあるのですが、一番は「基本みんな良い人」で「居やすい」感じがする点ですね。これは大きい。
QAとかテストのお仕事してきて、まぁ残念ながら邪険に扱われたり、嫌がられたりすることも無くはなかったんですよね。そういう意味で1人目QAになるのは多少のリスクを背負っているわけなのですが、今の会社に関してはみなさん普通に話聞いてくれるし、質問とかもしてくれるしで、やりやすさを感じています。QAとかテストに対して、組織として変な先入観がなかった、というのが理由な気がしています。
具体的に何していたか、などは会社のテックブログに書いたので、ぜひ読んでください。(今年は読んでくださいばっかりですね)
部門1人目のQAとして入社1年間でやったこと - カカクコムTechBlog
そのほかのインプットやアウトプット
上述の通り、外部のWebメディアで記事を書かせてもらったり、会社のテックブログが誕生したのでそっちで書いていた関係で、ブログ書いた量などはかなり少なめでした。いちおう自分としては人生で一番「書いた」年だったので、個人的にはある程度満足しています。
が、書く量はもっともっと増やしていきたい、息をするように文章を書いていたい。と思っているので、細かいテクやら習慣化やら、その辺が来年のチャレンジになりそうです。
また、いっときこのブログでも書いていましたが、「論文を毎日読む」を2ヶ月くらいやってました。やってました、ということは今は止まってしまったのですが・・・たとえば子供が熱出したとかそういう日を除けば、毎日1本ずつ論文読むのは「できなくはないな」という実感までは得られました。
じゃあなんで止めたんだ、という話ですが、論文に全振りしていると技術書や本を読む時間がなくなってしまって、そこまで振り切る気概がなかったのが1つ。もうひとつは、「毎日読む」というルールを守ることが目的になってしまって、読み方が雑になっていると感じたから、です。学びを得るために読むのに、実際には対して学びにはなっておらず、「読んだことになっている論文」のカウントが増えるだけで、それって意味あるんか?と思ったので立ち止まりました。
目的から外れて形骸化しちゃうのが一番無駄なので、たとえば「年間で100本」のような計測方法にしたほうが自分の場合はフィットしてそうだなと感じています。これまた来年のチャレンジですね。
あとしれっとはじめたポッドキャストをもっとやりますはい。
2024年にむけて
2022->2023はいろいろと変化を起こしたので、2024は今の継続として、文章書く活動を今より強化していきたいなぁと思っています。 やはり書くことで、普段自分がやっていることの言語化の機会になるので、結果自分の学びになっている実感があります。
ただ、今後のことも踏まえると「他の人、特に他社でQAやテストのしごとをがんばってる方々」と直接話す機会を意識的に作っていかないとなぁと思っているので、来年はいろんな人にアタックしにいきます。待っててください(何を