タイトルでいいたいことをいい切ってしまいましたが、イベント等で発表するときには、発表持ち時間の10倍くらいの練習時間を見込むと良いと思います。
個人的にファンな伊藤淳一さんも以前ブログに書いていましたが、
発表でうまく話すためには (富山Ruby会議01のPRをかねて) #toyamark - give IT a try
僕はだいたい発表当日の1週間前にはスライドをいったん作り終えて、練習(というかリハーサル)を始めます。本番までに最低でも4〜5回、多いときは10回以上やります
発表練習はこのくらいやるべきだと思っていますし、自分の実体験から言っても、「このくらいやらないとイマイチな発表になる」と思っています。
たとえば15分の持ち時間であれば、10倍で150分は「最低でも」かかると想定します。
これは単純に10回練習するから、ではありません。
たとえば最初の1~4回くらいは、時間計測と資料調整がメインになります。私はスライド作りすぎる人なので、15分の尺に対して1回目の練習では30分かかったりします。ここから、話を飛ばすところやスライドの中で削るところを決めて調整しつつ、なんとか20分くらいで話せるかな~というところまで持っていきます。
そのあとは、資料は基本的にそのままで、話を掘り下げるところとささっと進めるところなど話し方で調整して15分におさまるように5, 6回練習します。
これでだいたい7, 8回は練習するものの、序盤の時間オーバーも含めてだいたい150分くらいの練習時間、という計算です。
もちろんここに資料作成と調整の時間が乗ってくるので、実際にはもっとかかりますね。
登壇を効率化できないかな~と考えた時期もあったのですが、そういうことを考え出すとだいたい本番の出来が良くないんですよね。これは自己満足の世界の話ですが。なので、自分でふりかえって恥ずかしくないくらいの発表をするためには、最低でも持ち時間の10倍くらいの時間練習しないといかんなというのが体感です。