「始めた話」なので、こんな効果があってすごいとか、圧倒的成長をしたとか、そういう話はまだです。
が、未来の自分への記録もかねて、スタート時にはこういうこと考えてこんなことやっていたよ、という情報を残しておきます。
TIL、というのを始めてみた
TILというのはToday I Learnedの頭文字を取ったもので、日々学んだことを小さくアウトプットして積み重ねていくものです。
日本語情報だと、こちらが発端の模様。
そして上記記事を参考に書かれたQiitaもたくさん見られているようです。
なので正直「TILとは」を知りたい方は上記記事を見ていただいたほうが早そうです。
ざっくりまとめておくと
- GitHubにTILというリポジトリを作って
- 日々仕事や勉強をしながら学んだ(テックな)ことを記録する
- リポジトリ内には「Rails」とか「Docker」とか技術要素ごとにフォルダを作り、その中にMarkdownのメモを置いていくスタイルが主流
です。
TILの良いところ
- GitHubでリポジトリを管理すると草が生えるので、日々の積み重ねをしている感が見た目にも得られる
- Publicなリポジトリで行えば、他人にも「コツコツ学習を積み重ねられる人」と思ってもらえる
などがありそうです
あえてScrapboxでやろうと思った
GitHubでTILリポジトリを作ってやる、という方法に全く反対意見はなく、「よさそうだな」と思います正直。
一方で、自分に限って言うと続かなさそうだなとも思ってしまいました。
続かなさそうな理由。あるいは懸念点。
- 普段仕事中にバリバリコードを書いていないので、エディタ&GitHubを触っている時間が少ない
- TILのためにvscodeを立ち上げてメモしてコミット&プッシュをしないといけないのを面倒に感じそう
- Publicでもいいけれど、人に見られることを意識すると書けなさそう
- 粒度、正確性、機密などなど
- 一方で人に見られる前提で書くとしっかり書けるよね、という意見はごもっともだと思います
あたりが主でした。
で、「わざわざTILのためにvscode立ち上げるのが面倒になりそう」という点でひらめいたのが、常時セルフ日報のために開いているScrapboxを使えばいいじゃないかというアイディアです。
Scrapboxの日報については別ブログに以前書いたのでこちらを参照
ScrapboxでのTILのはじめかた
※繰り返しになりますが、我流でかつ始めたばかりなので、これが最高のやり方だというわけではありません
まずはScrapboxで「TIL」というページを作りました。
簡単な説明とともに、TILのリストをつくります。 ここに、DockerとかPostgresqlとか、技術トピック(主に言語やツール)を記載していきます。A>Z順は意識してますが、そのくらいです。
各ページに、見出しとhrの線とで区切りをつけながら、トピックをメモしていくスタイルです。
基本はこれだけ。
GitHubのように草は生えませんが、TIL専用のScrapboxプロジェクトを作ってPixela使えば表示できると思います。
おわりに
いままでもScrapboxを使っていたので、実質「TILっぽいこと」をしていたとは思うのですが、TILという新たな切り口を学んだことで、自分の中でTILのページを育てていく充実感が得られればそれでオッケーかなと思っています。
いざとなったらScrapboxの中身をJSONで吐き出して、TIL関連のところだけを別プロジェクトに突っ込めばPublicにもできますしね(たぶんめんどくさがってやらないけど)