2020/2/17に開催された、tsuemuraさん (@tsueeemura) / Twitter主催のQAエンジニアのためのOSSコントリビュートハンズオンに参加してきました。

QAエンジニアのためのOSSコントリビュートハンズオン - connpass

私も管理者に入っているのですが、会場提供諸々やっただけで、実際のハンズオンにはいち参加者として参加しました。

参加のきっかけ

以前参加したSeleniumConfなどでも、「みんな積極的にコントリビュートしよう!」的な発表があって、興味がありました。自分にも参加できそうなものを探したり、普段使っているOSSの中身を覗いてみたりしていたものの、うまくいかず・・・。

そこで、今回の会に参加すれば一歩目が踏み出せるかもしれない、と思って参加しました。

内容

当日は、まずOSSへのコントリビュートはこわくないよ!というお話を伺ったあと、実際にコントリビュートの流れを掴むために、練習用のリポジトリをフォークしてクローンして変更、プルリクエストを送るまでの一通りをやってみました。

コントリビュートは怖くない

  • 強いエンジニアじゃないと駄目
  • 素人がやるとマサカリが飛んでくる=ちょっとでも間違っているととても怒られる
  • 時間がないとできない
  • 英語がわからないとできない

というのがOSSへのコントリビュートに対してよくありがちな誤解で、そんなことはないよ!という話をしていただきました。実際にすえむらさんが初めてコントリビュートしたときの話など聞いて、「あ、なんかできそうかも」という気持ちになりました。

実際にやってみると・・・

ハンズオンでは、参加者一同苦労していたのがGit&GitHubの使い方について。

私も普段はごく少人数で(かつ、自分が作ったリポジトリで)Gitを扱っていたので、GitHub上に公開されているOSSに対してプルリクエストを送る流れに最初若干戸惑いました。最終的になんとかうまくいったものの、書いてあるルールを読み飛ばしてしまったせいでコンフリクトの原因になってしまいました・・・すみません。

手を動かしてみて、やはりGitと英語に関しては、できないよりかはできたほうが絶対いいよな、という印象でした。ただ、できないからといってやらないのは勿体ないので、こうやってみんな集まって講師も居る場で、苦しみながらもとりあえず1回やってみる、というのはかなり良い機会だなと思いました。

実際、当日も「再演ありますか?」という質問が出ていましたし、ぜひ何度も開催してほしい会でした。(自分もこなれたら講師とかやりたいです。)

その後

この会に出て調子に乗った私は、Seleniumのドキュメントにプルリク送って、無事マージされました!

Add Japanese translation of “CONTRIBUTING.ja.md” by YoshikiIto · Pull Request #255 · SeleniumHQ/seleniumhq.github.io

このイベントのおかげで無事第一歩踏み出せました。