ものすごく昔にどこかで名前を目にしたものの使ってこなかった「ターミナルマルチプレクサ」。
今更ながら興味が出てきた(仕事が捗るのではと思った)ので入れてみます。
前提
- macOS Catalina 10.15.3
- Homebrew 2.2.6
インストール
$ brew install tmux
念の為メモ
tmuxのインストール時、ncursesのバージョン違いについての情報が出てきました。
ncurses is keg-only, which means it was not symlinked into /usr/local,
because macOS already provides this software and installing another version in
parallel can cause all kinds of trouble.
If you need to have ncurses first in your PATH run:
echo 'export PATH="/usr/local/opt/ncurses/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
For compilers to find ncurses you may need to set:
export LDFLAGS="-L/usr/local/opt/ncurses/lib"
export CPPFLAGS="-I/usr/local/opt/ncurses/include"
For pkg-config to find ncurses you may need to set:
export PKG_CONFIG_PATH="/usr/local/opt/ncurses/lib/pkgconfig"
==> tmux
Example configuration has been installed to:
/usr/local/opt/tmux/share/tmux
Bash completion has been installed to:
/usr/local/etc/bash_completion.d
ncurses は、端末に依存しない形式でテキストユーザインタフェース を作成するためのAPIを提供するライブラリ。画面切り替えを最適化し、リモートシェルで使ってもレイテンシを最小に抑えるようになっている。 - via wikipedia
だそうなのですが、普段使う機会が無いので、ここは特にPATHへの追加等せず行きたいと思います。
私と同じようにスルーした人のために、↑残しておきます。
.tumx.confの設定
こちらは、下記の参考サイトに色々と書いてあるので、ほしい部分だけピックアップして設定。
使いながら追加・変更・削除していくものですね。
# tmuxを256色表示できるようにする
set-option -g default-terminal screen-256color
set -g terminal-overrides 'xterm:colors=256'
# ステータスバーをトップに配置する
set-option -g status-position top
# #P => ペイン番号
# 最左に表示
set-option -g status-left '#H:[#P]'
# Wi-Fi、バッテリー残量、現在時刻
# 最右に表示
set-option -g status-right '#(wifi) #(battery --tmux) [%Y-%m-%d(%a) %H:%M]'
# ステータスバーの色を設定する
set-option -g status-bg "colour238"
# status line の文字色を指定する。
set-option -g status-fg "colour255"
設定が反映されない場合は、
$ tmux source ~/.tmux.conf
コマンドで反映されます。bashrcなどと同じ感じですね。
その他、使ってる皆さんはそれぞれデフォルトでCtrl-bになっているショートカットを、好きなキーに変更して使っているようでした。
個人的には昔使っていたEmacsっぽいショートカットで使えると嬉しい。
コマンドを覚える
ターミナルで$tmux
してからは、そもそもやりたかった画面分割&移動などをコマンドとして打っていきます。
こちらを見つつ、ウィンドウの作成や移動など2,3覚えるところから始めればすぐ使えそうです。
あれ・・・?
tmux別にいらなくて、
- emacsのterminal
- iTerm2
あたりでもよいのでは・・・?という気がしてきました。