最近ポッドキャスト熱がまた再燃してきまして、毎日1, 2エピソードずつ、かんたんにメモをとりながら聴くようにしています。

今回は93. エンジニア組織の熱量 w/ vaaaaanquish | fukabori.fmを聴きました。

トピック

公式より

  • HRとして熱量を上げる
  • エンジニア組織の熱量とは何か?
  • 技術とお金とハート
  • 熱量はなぜ重要なのか?
  • 熱量が高い組織では何が起こるのか?
  • 反対に熱量が低い組織で起こること
  • 熱量が低い組織で起こる典型的な症状
  • スタンスのない否定 と 無関心
  • 熱量が伝播する、とは?
  • 停滞して良いことは会社においてはない
  • 熱量が高い組織・チームをどうやって作るのか?
  • 個人としてやれること、組織としてやれること
  • 実験的にやることを当たり前に
  • 着火しているのか、消化しているのか定量的な指標でわかりにくい
  • モチベーションサーベイと熱量との関連
  • マネージャーとして着火させるための行動
  • 即時性の重要性
  • 個人が「改善したい」というタイミングをどう拾い上げるか?
  • 人を入れ替えられない場合にどうする?

感想

とくに興味深かったポイントを挙げます。

エンジニア組織の熱量とは

「熱量」というワードから雰囲気はわかる気がするのですが、ポッドキャスト中では以下のような組織あるいは個人を「熱量が高い」と表現されていました。

  • (組織として)実験しやすい、チャレンジしやすい
  • 新しい技術やツールなどに対して「面白い!」「やってみよう!」と食いついて、どうやったら取り入れて実験できるかを考えるような空気感

これは非常に納得がいくところでした。逆=冷めてる組織やエンジニアについてイメージするとわかりやすいですね。新しい技術や、自分や組織の成長に繋がりそうなものごとを「俺はいいや」といってスルーしているような冷めた状態、の逆が「熱量が高い」状態、です。

熱量は伝播する。良くも悪くも。

熱量が高い人が居ると組織の中で広がっていく、という話が出ていました。これは実体験にもあっています。ポジティブな人が居ると周りも感化されますね。

聴いていて面白かったのが逆の側面、熱量が低い人が居るとその低さも(高さよりもむしろ早く)広がっていく、という話でした。 これも言われてみれば納得で、熱量がある人が行動したのに周りが冷めていると、熱を持っていたはずの人まで「どうせ反応ないしな」とか「会社で話通らないだろうしな」と思って冷めていってしまいます。そして転職してしまう。

この点を、マネジメントする側はケアしなければならない、という話も出てきていました。

  • 熱量が高い組織にしたい、と打ち出す。文化づくり。
  • 合った人を連れてくる

などなど。

自分に役立てたいポイント

ちょうど今はひとりめQA的な立場として、複数チームに対して横断的に「テストってこう考えるといいですよ」とか「QA活動していきましょう」とか、呼びかけて一緒に行動するような役割を持っています。これはまさに「熱量が高い」必要があるロールだなと、聴いていて改めて思いました。 なので、熱量をキープしつづける、外からエネルギーを貰わなくともある程度自分の中から熱を出す、冷めない、といった点もひとつの価値発揮・・・というか当然求められる点だと気づきました。いまのところまだ冷めずにやれているので、今後何年もキープできるようにやっていきます。

という、勝手にやる気をもらえた回でした。