中途採用の面接時の質問
この数ヶ月の間に、会社の中途採用の面接を何度もやりました。(といってもまだ10人くらいですが)
そのなかで私がよくしていた質問が「この先どんなエンジニアになりたいですか?こうなりたい像を教えてください」というものです。
これを聞くと大半の人が「うーん」と悩んでしまうのですが、悩む理由としては
- そもそも考えていなかった
- ぼんやりとしたイメージはあるが、その場でぱっと言語化が難しい
などなど。
答えの内容がどうこうというよりは、普段から自分がソフトウェアエンジニアとしてどうなりたいか、あるいはどうありたいかを考えているか、を知りたくて聞いています。
言葉を探しながらだとしてもなんとかひねり出せる人は良いと思いますが、一方で普段まったく考えていない人は何も答えられないんですよね。
自分の場合はどう答えるか
他人に聞いている以上自分も答えられないといけないと思い、用意だけはしてあります。(誰からも聞かれたことはないですが。)
私は「歩いた跡が道になる、がなりたい像です」と、もし聞かれたら答えるつもりでいます。これは大きく以下の2つの意味を持っています。
- なにかエンジニアリングを通じて自分が学んだことや感じたことを、些細なものでもとにかく残して、次に同じことをする人が自分のときよりスムーズにすすめるようにしたい
- 自分が仕事をしたり学習したりすることで、他の人にポジティブな影響を与えていきたい
なりたい像の言い方に関してはつねにうまい表現を探していますが、意味合いとしては上記で変わりません。
・・・というのを、こんなつぶやきをしながらぽやぽやと感じていました。
こないだランチ時にゆるぱしさんに言われた「周りをアウトプッターにしてる」的なやつ、なんかこう、それだ!って感じがしたのでそういうことしていきたい
— Yoshiki Ito/伊藤由貴 (@yoshikiito) November 8, 2019
自分が日常的にアウトプットをしていける、はそれはそれでいいとして、周りの人のアウトプットを増やしていけるような存在にもまたなりたいものです。