調べ物をしている際に、マネーフォワードさんのSREの取り組みについて知りました。
Enabling SREの現在地点 - Money Forward Developers Blog
などです。
これらの資料や記事などを拝見して、SREのイネイブリングはQAのイネイブリングの一歩先を進んでいて、参考になるところも多そうだなと感じました。
参考になる、近い、と思ったポイント
もちろんSREとQAとでは位置づけなども違いますが、いくつもありました。
Embedded→Enablineの流れ
QAの場合は、もともと内部でQAがやっていたものを開発者などに移譲していく際にうまくいかない、的な流れが多そうな印象です。 先のスライドでも「課題をすべてSREが巻き取ることもできる」「SRE以外が運用可能な状態を成果として仕上げることもできる」とあり、このあたり「どのような世界を目指すのか」やそのアプローチは参考になりそうです。
開発チームでの実践度合いを定量的に分析
SRE 成熟度評価シートと呼ばれるものを策定し、半期ごとに定量的に評価を行っています。
とブログ記事にありましたが、これは似たようなことを私も行っています。
これのP18~あたりです。
やはりイネーブリングにあたっては単に「みなさんできるようになりましょう」では雑すぎるので、目指す方向性を示しつつ現状を把握する手段も提供する、というのは鉄板のようです。
まだマネフォさんのSRE取り組みを見始めて「おおーなるほど」と言いながら読んでいる段階です。他の会社のイネーブリングSREの取り組みなどもおそらく参考になると思うので、QAに閉じずにSRE方面も色々調べてヒントを得ていきます。改めてブログにまとめます。