ELASTIC LEADERSHIPという本を読んでいます。
いろんな方から「いい本だ」と聞いたので、超速読や速読ではなく熟読しようと思い、自宅のデスクでメモを取りながら読み進めています。
5章 学習することを学ぶ
5.1 谷とは何か
学習の結果、生産性が上がるときには、時間に対して線形に成長するわけではない。実際には階段状に成長する。
→・・・とここまでは、中高の部活のときにも何度も聞いたことがあるし、実感も持っていた。
でも、実際には階段状に成長する前に、一度谷に遭遇する。
→この考え、当時から持っていたかった
5.1.1 赤ん坊という谷
筆者に子どもができ、今まで出来ていたことが全くできなくなった。徐々に生活にも慣れ、今まで出来ていたことを子育てしながらできるようになった。
が、そこで二人目を授かり・・・
という話。
2人しか子どもがいなかった頃のことを振り返ると、次のことを心から言うことができる。2人の子どもの世話なんて、朝飯前のことだ。(中略)今の私たちは、当時とはまったく異なる人間だ。しかし、そんな風に強くなれたのは、私たちがそれぞれの谷に飛び込んできたからだ。
5.2 谷を受け入れる
私が思うに、学習の真の力というのは、次の単純な事実を悟ることだ。谷は最終的には終わって、あなたは新しい知識と共に飛躍することになる。
5.2.1 それが谷だとどうして分かるのか
谷のように見えて、実際には谷ではないこともある。
- 面目や尊厳、お金や友人を失う可能性があるために、一歩を踏み出すのに勇気がいる。
- 違和感を感じている。
- 自分を変えるかもしれないこと、あるいは、自分の世界や仕事、関わる人への理解の仕方を変えそうなことがある(が、これを事前に知るのは難しい)。
- 新しいスキルを獲得しなくてはならない。
上記のような状況は、谷に直面しているかもしれない。
一方で、恐れがなかったり、特にリスクを感じなかったり、前にやったことがあるようなことの場合は、実は谷ではない。
これらを見分けて、本当の「谷」に入っていくのが成長のためには必要。
5.3 チームを谷に飛び込ませる
宿題という考え方の説明。
チームメンバーに宿題を与え、谷に飛び込ませて成長させる。
5.4 次にやること
コミットメント言語についての話。