ソフトウェアエンジニアがチームで仕事をする上でのスタイルの違い

普段お仕事をするときには、自分を含めた複数人のチームでやることが多いです。

その際、自分と他のメンバーとで話が噛み合わなかったり、なんとなくずれてしまってるかも?という瞬間があります。もちろん喧嘩をしているというわけではなく、お互いにそれまでの経緯や考えがあるからこそのすれ違いが発生するよね、ということです。

このすれ違いについて、「ああ、仕事をする上でのスタイルが違うからだ!」と気づいたことがありました。

チーム仕事のスタイルが違う

チームで仕事をする際のスタイルが違うんだ、ということに気づきました。

自分のスタイル

自分が「こうやっていけばいいのに」と思う仕事のすすめ方・スタイルの傾向を振り返ってみると、以下のような特徴がありました。

  • それぞれの暗黙知を形式知化する取り組みはそれぞれ個別に行う
     - Wikiやドキュメントに残すなど、各自で行う(全くやらないのはナシ)
  • 形式知化を突き詰めるのではなく、「全員が暗黙知を共有できている」状態をつくってどんどん進める
     - 他人の仕事も気にしておく。朝会や定例MTGなどのときの話から、作業内容を把握しておく
  • 直接自分に関係ない会話でも、チャットツール上では全てさっと目を通して把握しておく

ドキュメントを整備して形式知にして、ということが大事だということはもちろんわかっていますし、私も自分しか知らないということが無いように頻繁にWikiに書くタイプの人です。

しかし、仕事を進める上でそうした形式知化にこだわりすぎたり、みんなが同じように仕事ができるようにとルールやプロセスを固め始めると、かえって「ルールに反していますよ」といった指摘をしあうことになり、なんとなくつまらないなぁと感じてしまいます。

そもそも個々人がスキルアップをしていけば、細かく決めごとをしなくてもおのずと仕事のすすめ方の多くは一つの最適解に収束していくはずで、そうでないところだけルール化すればいい。
という考えでした。

他のスタイル

チームメンバーのひとりのスタイルは私のものとはことなっていました。

  • ルール・プロセスははっきり決める
  • なるべく形式知化して共有する
  • 各人の仕事の範囲をしっかり定めて遂行する
     - 他の人の範囲は手伝わない、という意味ではなく、「誰がやるんだっけ?」な曖昧さをなくす

若い頃だったら「こんなすすめ方非効率だぜ」とかイキって終わりだったかもしれませんが、今は「ああ、どちらのスタイルもアリなんだな」「チームやお仕事の状況によって、どちらの割合を増やすかのバランス取るのが大事なんだな」と理解できます。

それぞれの向き不向き

私の志向していたほうは、

  • 少人数で
  • チーム内の事情をみんなわかっている

状態で、ガンガン仕事を進めていくときに向いていると思っています。

一方、他のスタイルのほうは

  • 大人数のチームで
  • 人の入れ替わりもあり、チーム事情の理解などにばらつきがある

状態で確実に仕事を進めていくのに向いているなと思いました。

どちらかが優れているということは無さそうです。

こういった考え方ができるようになったきっかけ、エラスティックリーダーシップ ―自己組織化チームの育て方という本を読んだことが大きいと自分では思っています。

前はリーダー個人個人に不変のスタイルがあるものだと考えていたのですが、この本を読んで、優れたリーダーはチーム状況に応じて自己の振る舞い方などのスタイルを柔軟に変化させて進めていくということを学びました。

仕事の仕方、それが個人でもチームでも、状況に応じて柔軟に変えられるようになりたいものです。

この記事を書いた人

yoshikiito

都内でテストエンジニア&ブロガーをやっている@yoshikiitoです。

ソフトウェアエンジニアの学習方法や成長するための考え方、会社に依存せず自分の力で生きていけるエンジニアになる方法などについて興味があります。
こういった方法や考え方、自分が試したことなどをブログを通じて発信します。

仕事は主にソフトウェアテストやテスト自動化。
趣味は浦和レッズと読書と技術書を買って積むこと。

技術評論社から本を出すのが夢

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