タイトル言いたかっただけですが、実際そういう面もあるよなーと思っています。
ワークショップ的なイベントを開催する機会がある
ワークショップは、学びや創造、問題解決やトレーニングの手法である。参加者が自発的に作業や発言をおこなえる環境が整った場において、ファシリテーターと呼ばれる司会進行役を中心に、参加者全員が体験するものとして運営される形態がポピュラーとなっている。会場は森や原っぱから、公共ホールや、スタジオ、美術館やカルチャースクール、ビルの1室、学校の教室を利用するなど様々。 via ワークショップ - Wikipedia
QAエンジニアとして、特にイネイブリングQAをやっていると、誰かに何かの技術や考え方を伝える機会があります。
わかりやすいところでいくとテスト技法なんかはそうですね。
もちろん自分自身が手を動かしてどんどんやります、というのも仕事として成立はしますが、個人的には人に伝える・教えるのは必須だと思っていますし価値発揮の大事な手段だとも思っているので、皆が知っておくべきこと、だと、思います。
ちょうどこの本も読んでいまして。
この本自体はワークショップが~という本ではないのですが、序盤には「教えるというのは特定の人だけに必要なのではなく、みんな必要なスキルだ」という話が出てきます。それに通じる部分があるなと感じています。
ワークショップという手段で教えるには、ワークショップの参加経験が効く
実際にワークショップ的な形で人に物事を教えたり伝えたりしようと思うと、そこには ワークショップの参加経験がダイレクトに効いて きます。参加者としての経験値がある程度ないと、ファシリテートしたりワークショップを設計するのはかなり厳しいんじゃないでしょうか。
幸いにして、テストエンジニア・QAエンジニアにとってはワークショップ参加経験を積む場として
があります。両方とも長く続いていてワークショップガチ勢(褒めてる)がやっているので、内容がためになるのはもちろんのこと、ワークの進め方という点でも参考になるところが多いと思います。
私自身、別にワークショップやるのが上手なわけではないですが、上記イベントに複数回出たことでワーク参加経験を積めているので、必要に迫られれば普通に開催できるようになっています。
よくQAエンジニアって求められることが多いよね~という話しになりますが、ワークショップだったりふりかえりだったりのファシリテートも、そのうちの1つですね。逆にこれらがめちゃくちゃ得意だ、という人は多くないはずなので、会議やワークを作って提供するのが上手になればかなりの差別化になるのではないでしょうか。
余談:探しているワークショップ本
これをずっと探しているのですが、Amazonの中古がけっこういいお値段なので買えずにいます。どこかで売ってたらおしえてください・・・。シリーズの2巻と3巻は持ってて、この1巻だけ手に入れられてないのです。