ソフトウェア開発の文脈で「価値」というワードがよく使われる気がしていますが、正直自分は雰囲気で使っている自覚があります・・・。みなさん「これだ!」とわかってて使っているんですかね?
顧客に価値を提供する。大事ですよね。よさそう。よさそうですが、「ここで言ってる価値ってなんだ?」という問いまで踏み込んでいない場面もそれなりにありそう、です。
「開発者体験」というワードが一周回って自分の中でわけわからん状態になってきた
— Yoshiki Ito/伊藤由貴 (@yoshikiito) July 27, 2024
「ビジネス価値」「価値提供」くらいわからん
開発者体験とビジネス価値、価値提供がわからんといって半年以上経ったようです。いまだにわからん。
価値とか生産性とかチームとか心理的安全性とかもちろん大事なんだけど、
— Yoshiki Ito/伊藤由貴 (@yoshikiito) December 29, 2023
その裏側というか土台のところがスルーされて
なんとなく表面だけ空中戦してイケてる開発してる風になってませんかね…
ネガティブ・ケイパビリティ的に言えば「わからん」状態であることは決して悪くはないです。が、よくわかっていないという自覚なしに雰囲気で使って空中戦をしていたり、あまつさえ雰囲気で使った空中戦をもって「仕事した」とか「コミュニティに貢献した」って思ったら大変よろしくないよな・・・とも思うわけです。(これは未来の自分に対した警告です)
P43で
テストケースを定義して言い換えることに実はあんまり意味はないかもしれない
むしろ「テストケース」という概念を捉え、さまざまな角度で分析することに意味があるかもしれない
とありますが、これのテストケースを価値に置き換えても通じるかもしれない。し通じないかもしれない。
価値ってなんだー。