エセGIHOZみたいなの作った(組合せテストだけだけど)から見て pic.twitter.com/hh4CRSx6NM
— Yoshiki Ito/伊藤由貴 (@yoshikiito) April 1, 2025
Cursorを使ったらコードを自力で書かなくともWebアプリ(※パブリックに公開したものではなく、あくまでも手元のブラウザで動くもの)ができた。便利すぎる世の中・・・
どのように作ったか
最初は「PICTのWeb版つくりたい」とだけ言ってCursorに作らせようとしたのですが、うまくいきませんでした。うまくいかないポイントとしては、ペアワイズテストの生成ロジック部分が作れなかった、です。それはそうか。。。
ということで、まずはmicrosoft/pict: Pairwise Independent Combinatorial ToolをローカルにCloneした状態で、リポジトリ自体をCursorで開き、以下プロンプトでWeb版の作成を開始しました。
現在のフォルダは、PICTという組み合わせテストケースの生成ツールです。これはexe形式の実行ファイルやAPIを含んでいるため、PC上で動かすことができます。このツールを、ブラウザ上で使えるようにしたいです。具体的には、組み合わせテストに必要な因子と水準をブラウザ上で入力し、ボタンを押すとPICTを用いて生成したテストケースが画面に表示されるもの、を作りたいです。
途中エラーなど出つつも、「エラー起きたから解消して」と頼みながら解消していき、最終的には動くものができた、という流れです。
ただ、自分の手元でPICTの実行ファイルのビルドはできなかった(手間を惜しんだ)ので、pict.exe
をダウンロードしてきてフォルダ内に配置し、それを呼び出して使う形になっています。
テストケースが生成できるようになってからは、たとえば因子と水準が消せなかったり、生成したテストケースに行番号が表示されていなかったり、という不便を解消してもらいました。
作ってみて
もともとは「CursorとかでAIエージェントとモノ作るのが今の流れだし、自分も触ってどんなもんかキャッチアップしておきたいな」くらいの理由でやり始めました。 前に囲碁アプリ作ろうとしたらGUI作りがダメだったので、今度はもうちょっと実用的なものをと思いPICTにしました。
これなら例えば会社でちょろっと自分用便利ツールとして使うこともできます。会社のPCがmacなのでPICT master使えないんですよ。
Cursorのアカウント作ると2週間プロ版機能がお試しできるので、QAの皆さんもインストール&アカウント作成してどんなもんか体験してみるのがオススメです。