JaSST東京にこんなのを作って持っていったんですよ。(実際に持っていったのはステッカーをもっとそれっぽくした改良版)

プレーリーカードもどき、なのですが、簡単に説明するとスマホをこのゲームボーイのカセットにかざすと、以下のようなプロフィール画面がブラウザで表示される、というものです。

Image from Gyazo

持っていったきっかけ

そもそも「プレーリーカード」という商品がありまして。

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名刺のようなカードを相手のスマホでかざしてもらってプロフィール表示してもらうという、名刺交換デジタル版的なやつです。

これを注文しようと思ったのですが、いかんせんデザインセンスがないので真面目に考えて発注するとJaSSTに間に合わないよね、となりました。

実はNFCタグで代用できる

このプレーリーカード、商品を買わなくともマイページを作ることができる太っ腹な状態になっています。かつ、実はAmazonなどでNFCタグを購入すると同じことが実現できるとわかりました。

つまり、プレーリーカードでなくとも、てきとうなNFCタグを購入すると「タッチしたらこのURLを開く」という動作を自分で書き込むことができます。その開く先をプレーリーカードのマイページにしてしまえばいい、というわけです。

こういうやつですね。

ただのタグじゃ面白くないよね、と考えてしまった

せっかくなら自分らしさ的なものを出したい・・・!そんなことを考えてしまって、レトロゲーム収集しているからゲームボーイのカセットだったら目に付くんじゃないか、と考えました。 そこで、ゲームボーイのカセットを開けて、中にNFCタグを入れて閉じる。ゲームボーイカセットくらいの厚みであればNFCタグは反応するので、タッチするとプロフィールが出てくるカセットが無事完成。これが最初に貼ったツイートの動画です。

しかし半分失敗

実際に持っていったのですが、半分失敗でした。

失敗ポイント1としては、iPhoneの人が読み込める率が低かったこと。手元のAndroidでは試していたのですが、iPhoneは持っていないので試せませんでした。タッチしてもらってもほぼ反応せず、もしかしたらカセットの厚みやケースの厚みなどが合わさるとiPhoneでは厳しかったのかもしれません。

失敗ポイント2は、こちらのほうが大きいのですが、「初対面の人とは名刺交換をするのでそもそもカセットの出番がない」です。自分がレトロゲーム好きだなんて知ってるのは既に仲が良い人(のさらに一部)です。たまたま気づいて「お、なにそれ!」と聞いてくれた人にはドヤ顔で「これスマホかざすと読み込めるんですよ~」と話の種にはなりました。が、 そもそも仲の良い相手なのでSNSなどの情報を今更伝えたところで「既に知ってる」 んですよね・・・あえてプレーリーカードもどきで読み取ってもらう必要がない。

仲良しとまではいかなくとも、そもそも自分がSNSを主な活動場所にしていて、そこでのつながりがある人とリアルで初めましてする、というパターンだったので・・・

結論:SNSアイコンが描かれた名刺状カードのほうがよさそう

です。初対面の人とイベントやカンファレンスで連絡先交換する場合は。

と失敗談を書いてみましたが、作ったりなんだりは楽しかったのと、コストも大してかかっていないので、まあいい勉強になりました。