になりたいものだなと、改めて思った次第です。


上記ツイートの画像は、ASTER-ASTER 技術セミナーの 「ASTERセミナー標準テキスト」 の公開によせて の部分の一部です。

2018年に当時のASTER(特定非営利活動法人 ソフトウェアテスト技術振興協会)理事長のにしさんが書かれた文です。

ASTERセミナーテキストはいいぞ、というブログ記事を書くために久しぶりに上記ページを開いた際、にしさんの文章が目にとまりました。2018年の公開当時もこの文章を見て「がんばろう」という気持ちになった記憶があります。が、そこから7年。自分もいろいろな経験を積んできたこともありますし、にしさんがいないということもあり、当時よりもなおのこと「本当にそうだな・・・」と刺さるものがありました。

自分のスタンスを見直す

過去、Wantedlyだったかに「テスト自動化でソフトウェア開発を健康で文化的にしたい」といった個人ミッションを書いていたことがあります。

この表現はいまは使っていませんが、QAエンジニアやテストエンジニアに限らず、エンジニアが普段の開発含めたお仕事を楽しくやれる世界がいいなという思いは当時から変わっていません。ITエンジニアは柔軟な働き方ができるとか、年収がいいとか、そういった理由で業界に入ってくる人もいます。それ自体を否定するつもりはありませんが、たとえ入口がそうだったとしても、皆が楽しくてやってる状態が私の理想です。

今回引用したにしさんの文章も、通じる部分があるように感じました。

技術を高めることで、仲間が増えたり、待遇が良くなったり、所属組織がよりよい仕事ができたり。結果として皆がシアワセになれる、というのはすごく良いことです。

そのために必要な要素として、

  • 最先端の技術を引き上げる
  • 基礎的な技術を底上げする

の両方がある、と文章中には書かれています。

どちらかというと後者の「基礎的な技術を底上げする」活動のほうに個人的興味がある(というかそちらをずっとやっている)ので、これを続けていこうと改めて思った次第です。