先日JaSSTソフトウェアテストシンポジウム-JaSST'24 Kansaiにて基調講演をするという大変ありがたい機会を頂きました。

自分なりに思うことなどいろいろとお話してきたのですが、直近のJaSST'24Tohokuで井芹さんが基調講演をされて、そのこぼれ話をブログに書かれていたのでパ・・・自分もやってみたいと思い書いています。

私がこの「その1」で書く内容は

  • 依頼いただいたときの話
  • 「仕事をつくる」
  • 大阪エンジョイ話

などです。

依頼いただいたときの話

2月に実行委員長の堀川さんから「JaSST関西で話してほしい」連絡をいただきました。こういうお話は本当にありがたいので、ぜひにということでMTGをしました。

このときのMTGには最初「20分くらい取り組み事例共有かな~、楽しみだな~」と思ってのほほんと参加したのですが、「Q&A込で70分くらいで考えてるんですがいけます?」とお話があり。想定よりもかなりしっかりした時間枠をいただけることに、最初本当に頭がおいつかなくて「・・・え?」となったと記憶しています。そんな基調講演みたいな時間枠いただけるなんてありがたい限りです頑張ります!ということでお返事して、本当にやることになりました。(この時点でまだ基調講演だと思っていない)

JaSST東京の公募セッションやワークやテクノロジーセッション、あとはJaSST新潟のテクノロジーセッションなどは経験していて、「いつか基調講演に呼んでもらえるくらいにがんばろう」と思っていたことと、 あとは普段Webメディア等でQAエンジニアについて発信していたのも見てくださったとのことで、開催概要が出て本当に機会が貰えたと確定したときは小躍りして喜んでました。

仕事をつくる、というタイトルについて

今回講演タイトルを「QAの仕事をつくる」にしました。 仕事をつくる、というフレーズは私が生み出したものではなく、22,3歳のころ、今から14, 5年くらい前に読んだこの本のタイトルから持ってきています。

本書のタイトルでは作っているのは「仕事」ではなく「仕事の未来」ですし、書籍の内容と講演内容は特に関係がないのですが、フレーズとして割と気に入っていることばだったので、講演タイトルに反映させてみました。

1割くらいは「講演内容を考える過程で調整の幅が生まれるような、多少抽象度の高いタイトルにしよう」と思った部分もあります。

とはいえ、着地点としてはこの時点で決めていまして、「QAエンジニアたるもの、仕事は自分で作るものだ(ドヤ」的なところに持っていこうとしていました。

結果メッセージとしてはだいぶマイルドというか「仕事つくる、まあそうよね」くらいの雰囲気になったとは思いますが、このあたりの狙いについてもまた次回。

大阪エンジョイ話(行きの行程編)

この記事のメインはここです。

大阪に最後に行ったのはコロナ禍の前、前職で確かSeleniumの研修を開きにいったとき依頼なので、5年は経っていたはずです。

かつ泊りがけで1人遠くに行くこと自体が稀の稀なので、それなりの気合を入れていきました。

まず東京駅に新幹線の時間よりもだいぶ早く着いて、E2Eテストの本を丸善で買っちゃうくらい気合が入っていました。

しかもこの買った本を、新幹線までの時間の30分くらいでばーっと読みおえるくらいの気合いです。 (結果的に、ただ荷物として大阪↔東京を持ち歩く羽目になる

脳内でスライドの構成を少し検討しながら、あっ!という間に大阪に到着。

↑新大阪につくたびに「本当の恋と言うなら」をつぶやくのは儀式です。

Image from Gyazo

2019年からやってた・・・

さて、JaSST関西実行委員側で用意してくださったホテルが梅田だったので、梅田周辺で大阪らしいものを食べよう、と目論んでいました。 事前にXで「何食べればいいですか」的なつぶやきをしたところ、やまずん氏が第三か第四ビルで串揚げを食べるといいと教えてくれたので、そこに。

第三ビルでめちゃくちゃ迷ったのですが、なんとかたどり着きました。

優勝、というやつです。

2連覇です。

講演前日に遊んでたのか!と思われたかもしれませんが、串揚げ食べていたのが18時前なので、ホテルに戻ってから資料修正と通し練習などなどちゃんとやりました。

地方JaSSTは前後楽しんでる様子があると良い派

半分言い訳ですが、自分もJaSST東北実行委員やっていた時期がありまして。遠くから現地参加してくれた人がJaSSTの前日~翌日にその土地の店でエンジョイしてると「いいぞもっとやれ」と思う派だったので、それじゃあ自分もと思った次第です。


ということでちゃんと大阪らしさも味わいつつ、前乗りして準備も済ませて当日を迎えました。

次回はこぼれ話その2ということで

  • 講演に入れなかった内容の話
    • 時間の関係で削った話
    • 意図的に触れていない話
    • 講演概要には書いてあるけど実は回収していない部分の話
    • B案
  • miisanや平田さんの講演内容とどう分けようと思ったか
  • 当日の情報交換会や打ち上げなどできかれたこと
  • 本会参加者の皆さんへ

など、こぼれ話にしてはボリューミーになりそうですが書いていきます。お楽しみに。