普段家でプログラミング関連の勉強をしているとき、なかなか継続できなかったり、時間をかけても身についていないような気がすることがありました。

せっかくやるのであればなるべく役立てたいですし、途中で止めてしまわずに「やりきる」のが理想です。

そのために、「勉強記録用のブログ」を作って勉強した内容と費やした時間を記録してみました。これが自分にはそこそこあっていたようです。

作ったブログがこちら:10000hの技術メモ

ブラウザさえあれば書けるので気軽

ブラウザがあれば書けるので、特別なツールも不要で気軽です。

私ははてなブログで作ったので、Markdownで簡単にメモがとれますし、ソースコードもシンタックスハイライトしてくれるので便利です。

Wordpressだとこの辺が若干めんどくさいので、自分用ならはてなのような無料サービスでちゃちゃっと作るが吉ですね。

これだけだと別にBoostnoteとかQuiverやAtomでも良さそうな気がしますが、個人的には「Webに公開されるかローカルに保存か」が大きな違いでした。勉強記録用のブログを、私は完全に自分用として位置付けています。なので文章や体裁なども「誰かに見せる」ことを意識しないで書いています。

(ここは必ずしも良いことではなく、「未来の自分に見せる」ことを意識できるならしたほうが良いでしょう。)

しかし、いくら自分用とはいえ「公開する」ボタンを押すとそれが誰でも見られる状態になるのがブログです。

この「公開ボタンを押す」という動作が一つの区切りになって、「公開する」というパブリックな意識と、「別に誰かに読ませるためのものではないし」というプライベートな意識がほどよく共存&いいとこどりできるようです。

また、Webに公開しておけば場所や端末を選ばず閲覧できるので「Evernoteに書いてあるんだけど、会社のPCだからログインできない」といった問題は起こらずに済みそうです。

時間と記事数の積み上げが、自分の足跡に

自分で勉強した跡は、意識して記録しておかないと見えにくいものです。

今は勉強記録用のブログで、学習時間の合計を記録するようにしています。

これをやって非常に良かったのが、「もう◯時間もやったのか」という満足感が得られること。もちろんただ時間をかけてやれば身になるわけではありません。ですが、ただ時間をかければ良いわけではないというのを理解した上で、増えていく累積勉強時間と記事数をモチベーションアップに役立てることができます。

今日の時点で、Ruby on Railsを10時間弱くらいやったのですが、人間の心理を上手く突いているのか「もっと延ばしたい」という気持ちが出てきて、日々続ける原動力になっています。

もし何かに継続して取り組みたい、勉強を習慣化したいというのであれば、**「減らない数字を記録して、積み重ねる」**のは絶対やったほうがいいです。

また、ブログの場合は記事数や書いた時期がカウントされているので、いつごろ力を入れて取り組んだのか、今まで沢山勉強したジャンルは何なのかがひと目でわかるのもGOOD。

まだ取り組みはじめて1ヶ月程度ですが、これが半年、1年と続けていきたいところです。

参考

IT業界を楽しく生き抜くための「つまみぐい勉強法」 (技評SE選書)

『つまみぐい勉強法』を参考にしながら色々試行錯誤しています。