半分釣りタイトルですが、最近特にそう思います。
ここで言う「遊んで」というのは「コンピューターとかウェブで」遊んでおいてよかったなぁという意味です。
遊びでやっていたことが数年経って活きてくることが多々ある
自分は学生時代からずっとコンピュータをおもちゃにあそんで過ごしてきて、たとえば
- レンタルサーバ借りてWordpress入れてブログを書く
- Windowsのパソコンに意味もなくUbuntu入れてデュアルブートにする
- ↑ブートローダーまわりがおかしくなったので、VirtualBoxでUbuntuを入れる
- ターミナルに無駄にこだわる
- PCを自作する
- 数多の言語やフレームワークでTODOアプリをつくる
などなどやってきました。
その結果、やってるときは遊びでも、後から仕事につながることがたくさん出てきました。Wordpressでブログを書き始めて、HTMLを読んだりCSSをちょっとずつ書き換えたりしているときは、まさか自分が将来Webをメインに自動テストのコード書いてるとは思いませんでしたし、仮想マシンにUbuntu入れて「macっぽい見た目にするぜ!」なんてやっている頃には、将来仮想OSにJenkins入れてCIだぜーってやってるなんて想像もしませんでした。(今はちゃんとDocker使いますよ)
コンピュータに慣れ親しんでいる人が少ない気がする
こんなふうに、自分はガチ勢に比べるとだいぶ遅咲きだったものの、大学くらいからコンピュータたのしーと思いながらあれこれ遊んできました。
しかし、周りを見渡してみると「思ったより、コンピュータとかソフトウェアが好きって人が少ないな・・・」という印象を受けます。
これは、社会人になったときもそうでしたし、今でもそう感じます。
何もわかっていない学生時代は、「IT業界で働いている人はみんなコンピュータとかめっちゃ詳しくて、日常的に技術書を読んでブログを書いて、人によっては本を書いて、そして勉強会で登壇しているんだ」と思ってました。ほんとうに。本気で。
ところが実際はそんなことはなくて「仕事だからコンピュータを扱って、プログラムを書いているんだ」「家ではパソコンなんて触らないよ」という、いわばサラリーマンエンジニアが大多数のようです。
このへんが個人的にはとてもさみしいと思っていて、「みんなもっとコンピュータとかソフトウェアとか、遊ぼうよ。後々仕事に役に立つこともあるし。」とたまに言ったりもするのですが、残念ながら「そうやって勉強するほど意識高くないから」という趣旨のリターンが来て片付けられてしまいます。難しい。
ただ、結局周りで活躍して待遇良い扱いを受けてる人、多くは「ずっと楽しくてやってきた」人たちな気がするんですよね。自分も、別に高給取りってわけではないですけど、昔遊んで覚えたことを活かして仕事してると、それなりに人の役に立てているみたいです。
だからこれからも遊び続けますし、それがいつかどこかで役に立つかもしれないなーと思って過ごしています。