2019/4/14に池袋サンシャインシティで行われた技術書典6に行ってきました。
前回から2回めの参加で、また自分が執筆メンバーとして参加した同人誌の売り子をやってきました。
今回書いた本
今回は写真左の202 Acceptedという本に「テスト自動化をこれからはじめるひとへ」という章を書きました。
主に手動テストをやっている方を対象にして、「テストの自動化をすることになった/したんだけど何からすればいいかよくわからん」という悩みの一部を解決できたらと思っています。
書いてみての正直な感想
本の中でも触れたのですが、テスト自動化とひとことで言っても範囲が様々です。私としては普段自分が接することが多い、開発とは別に組織されたテスト専門チームで、主に画面を操作して行う手動テストをやっている人、に向けて書いたつもりです。
が、決して不完全燃焼ではないものの、もうちょっと大胆にターゲットを絞って書けば良かったかなぁという気もしています。特に技術書典に出すような本であれば狭く深く刺しにいくほうが面白い章が書けたかも、と今更感じています。
とはいえ、読んだ人の興味関心必要性と外れていることはあっても、テスト自動化が気になっている人が読んで全く何も得られないということはない(はずだ)と思っています。何かの役に立てば幸いです。
技術書典のほうはどうだったか
混雑やら会場やら
今回は11時から13時の入場が有料になったとのことでしたが、それでもTwitter等を見ると混雑していたようです。
私は販売側のパスではなく一般参加として、13時の無料時間帯スタートに合わせていきました。
結果、列はフロアの外にギリギリ出ないくらいのところまで並んでたものの、10分くらい待った段階では入れました。
今回は「あ」とか「か」とかののぼりが立っていたこともあり、参加者にとってどんどん便利なほうに改善されている印象でした。一方で、サンシャインになってもやはり会場の狭さ、混雑具合がなかなかだったので、完全有料化してもっとデカい会場でやれるとかだとすごくありがたいなと、個人的には思いました。
売る側として
今回は既刊と新刊が1冊ずつ出していて、けっこうセットで買っていってくださる方がいてありがたかったです。
他の、例えば「JavaScriptの本です」とか「型推論の本です」といったワンテーマの本ではなく、今回の新刊も
- 本書の執筆環境
- JaSST Review
- テスト自動化
- ファシリテーション
- Agile
- 不具合票
- テスターのプロフェッショナリズム
といろんなトピックが載っているので、初見のかた、とくに普段ソフトウェアテスト界隈とは違うコミュニティの方からすると「?」な感じだったかと思います。
それでも多くの方が足をとめて、手にとって眺めて、買ってくださったので、本当にありがたいです。
次に向けて
今回私は文章書いただけで運営等々はほぼ参加せずだったのですが(メンバーの皆様に大感謝です)、次も似たような感じになる気が・・・。
ということで、さっそく次に向けてネタの整理と執筆のほうを進めようかなと思っています。