このブログも書き続けて2年くらい経ち、記事数も(移行前のブログに書いていたものもあわせて)200近くになってきました。
これまで技術ブログとしてプログラミングやソフトウェアのことについて書いてきて、書き続けるためのポイントが幾つかまとまってきたのでご紹介します。最近ブログを始めた方や、再開したいなーと思っている方の役に立てば嬉しいです。
技術ブログを継続するための3つのポイント
3つとも、おおざっぱにまとめてしまえば「とにかく公開しよう」ということになるのですが、それだとありきたり過ぎるので、もう少し細かくいきますね!
短いメモでもどんどん公開していこう
普段仕事中にググって出てくるようなブログ記事やQiitaだと、文章もボリュームがあって丁寧でわかりやすいものが多いですよね。そういうのを読み慣れていると、自分がいざ何か書いて公開しようというときに「こんなんじゃ短いから・・・」「これだとわかりにくいかな」とためらってしまうことがあります。
なるべくこのためらいを無くせるように、メモ書きでもいいのでどんどん公開していきましょう。
最初のうちは記事公開へのハードルを下げることが大切です。
非公開の名文より、公開したメモ書き。
小説やポエムと違って、技術ブログというのは「こんなとき」「このコマンドを実行すればOK!」だけでも記事として成立しますし、読む側もプログラミングやソフトウェアに習熟した人であれば、ダラダラ書かれるよりもコマンド1つ書いてあるほうがむしろ理解が速い場合だってあるのです。
書き直しても良いのだと思おう
ブログなど、Web上の記事のいいところは、公開後に修正が出来る点。そう、一度公開ボタンを押したらおしまいではないのです。
もし間違いがあったとしても、「ごめんなさい、ここが間違っていたので訂正します」と注を付けておけばOK。(もちろん、最初から間違いと知っていて公開したり、デマを流したりはだめですが。)
また、記事自体を書き直すのが難しければ、「前はこのやり方でできたけど、今は環境が変わったのでこっちの方法が良いです。」という新しい記事を書いて、古いほうの記事の一番上に「この記事は古いので、最新はこちら」とリンクを貼るという手も。
ネタがたまったら書くのではなく、書くためにネタを探す
**ネタは降ってきません。**そのかわり、**ネタはそこらじゅうに転がっています。**ネタがたまるのを待つのではなく、自分から探しに行きましょう。
たとえば私がやっているのは、仕事中に横にノートやメモ帳を置いておいて、
- 仕事中にググって解決した内容
- 後輩から聞かれて、うまいこと答えられなかったこと
- 自分が「もっとこうしたい」などモヤモヤっとしていること
をメモしていて、それをネタに記事化することがあります。
これは仕事にもブログにも良い影響があります。1つはブログの記事がたまること。もう一つは、仕事中に上記のようなネタが出てきたときに、メモをすればすぐ仕事に戻ることができ、頭の思考リソースをあちこち(仕事と記事化と)に飛ばさずに済むことです。メリハリ大事。
まとめ:まず書くハードルを下げる。良い記事はそれから。
あくまでも私の持論ですが、技術ブログ初心者のうちから「良い記事を書こう!」とヘンに力むよりは、数書いて慣れるのが良いと思っています。
まず慣れて、自分の生活にブログ記事更新が馴染んできたら、そこから質を上げたり時間を短くしたりといった工夫をしていけばいいでしょう。
エンジョイブログライフ。