自分用の「仕事の教科書」をつくりながらはたらこう

エンジニアとして仕事をしていると、同じような業務を行う機会があります。
たとえば何かの提案のためのプレゼンとか、報告書作成とか。

こういった作業を効率よく行うためにテンプレートを用意しておいて使いまわす、などはよくやる工夫だと思いますが、一歩進んで、自分用の仕事の教科書をつくるようにしてみると、後々効いてきます。

仕事の教科書をつくる

この考え方は、『読書Hacks』という本に書いてあったものです。

この本では、読書にまつわる様々はハック(効率化手法、Tipsなどをイメージしてください)が書かれています。最後のほうの項目に、

本を読む究極の目的は、本を書くこと、話すこと

という項目があります。

著者の原尻氏は、自分が行ってきた仕事を適宜棚卸しし、仕事の進め方やルール化を書き溜めたノート=自分自身の教科書をつくっていたそうです。
あるときそれを困っている後輩に渡したところ、上司の目にとまって「この資料で部署の勉強会を開きたい」という打診があり、そこからだんだんと「教える」側の立場になっていったそうです。

会社業務で自分の経験やプロジェクトの成果を教科書としてまとめることができれば、コンテンツ・エディターとして、周りから一歩踏み出し、新たにライブ活動を行えるチャンスが生まれてきます。

私はこの考え方がとても良いなと思い、それからは自分の教科書をつくるためにノウハウなどをためていくようになりました。

自分で教科書をつくるメリット

大きく二つが実感できています

常に改善していける

過去の経験や指摘されたことを教科書として残しているので、次同じような業務を行う際には前よりも良い仕事が出来るようになります。もちろん、1回や2回では差がなかったり、前よりも失敗してしまうことがあるかもしれません。ただ、長期的な目で見れば仕事の成果は右肩上がりで良くなっています。

失敗への恐れが和らぐ

初めて行う業務で不安になったり、チャレンジしたものの上手くいかず上司や先輩からアレコレと指摘を受けることがあります。
以前であれば長い期間落ち込んでしまい、本当に仕事に行きたくなくなっていました。

しかし、教科書をつくりはじめてからは、失敗した場合でも「今回は失敗してしまったけれど、これで教科書の内容が充実するし、次からは少しはマシな状態にもっていけるはずだ」と前向きに思えるようになりました。おかげで失敗への過度な恐れがなくなってきています。
(もちろん失敗したらしたで落ち込みはするのですが、前向きに持っていくまでの時間が短くなっています)

私が教科書づくりに使っているツール

そんな自分用の仕事の教科書をつくる際、ExcelでもWordでも、自分の好みに応じて好きなツールを使うことができます。
私はMarkdownで書くWikiが大好きな人間なので、それに合ったWebサービスを使っています。

Kibela – 個人の発信を組織の力にする情報共有ツール

WebであればPCが壊れたりしてもデータが消える心配がありませんし、スマホからもアクセスできます。
職場からのアクセスがはばかられる場合もあるかもしれませんが、そんなときはメモ帳か何かにMarkdownを書いておいて、帰宅後にコピペでOK。

ただ気をつけなければいけないのは、外部のWebサービスを使用する場合には、仕事上の機密事項などは書かない、という点です。何かあるとまずいので。

逆にそこさえ気をつけておけば、Webで見られる便利さは何にも勝ります。

他にも

などMarkdownで書けるのでエンジニアの皆さんは使い始めやすいです。

ツールや場所は個々が使いやすいもので良いものを使って、自分用の仕事の教科書をつくる。これを日々意識して過ごしてみると、コツコツと自分の仕事が改善されていきます。皆さまもぜひ。

この記事を書いた人

yoshikiito

都内でテストエンジニア&ブロガーをやっている@yoshikiitoです。

ソフトウェアエンジニアの学習方法や成長するための考え方、会社に依存せず自分の力で生きていけるエンジニアになる方法などについて興味があります。
こういった方法や考え方、自分が試したことなどをブログを通じて発信します。

仕事は主にソフトウェアテストやテスト自動化。
趣味は浦和レッズと読書と技術書を買って積むこと。

技術評論社から本を出すのが夢

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