1/13から毎日このブログを書いているのですが、計算してみると4/22で100日経過していたようです。
毎日書いているといっても、濃い中身の有益な記事を100日書いているわけではありません。ほとんどがメモや思うことのなぐり書きなのですが、そのへんは許容しつつ「とにかく続ける」ことを目的として書いています。
100日続けるとなにかの人になれる
どこで見聞きしたのか忘れたのですが、100日続けるとなにかの人、つまりは「熱心にやってる」とか「詳しい」とか「あの人はこういうのが好き」といったイメージで見てもらえるようになるそうです。いわゆるセルフブランディング的な側面があります。
セルフブランディング、というと単語として嫌いだったり、「うわw」と思う人も世の中にはいるようです。が、私は馬鹿にできないことだと思っています。セルフブランディングをするということは、自分が「他人からこう見られたい!」という理想のようなものがあって、それに近づける努力をするということでもあります。
もちろんイメージだけが先行するのはマイナスです。たとえば「頭がいい」と思われるために頭が良さそうな口調をしたり、読めもしない本を買って並べておいたりするのは意味がありません。
ですが、頭がいいと思われるために一生懸命勉強して本当に頭が良くなるのであれば、それは結果的に自分のためになっていますよね。
周りからの機会につながる
「なにかの人」として認知されることで、周りから機会が得られることもあります。エンジニア界隈の例で言えば、「テスト駆動開発の人」「ふりかえりの人」「テスト自動化の人」などのワードからは、それぞれ数名を想像できますよね。こうしたイメージによって、たとえば登壇や執筆の依頼を貰えたり、同じ興味・関心をもつ人とのディスカッションの機会を得られたり。
こうした機会は、その人のキャリアにおいて大きな影響を与えることもあります。
才能がいらないのも良い点
100日続けることのもう一つ良い点は、続けるだけなら特別な才能がいらないことです。
意志力とかそういった才能が要るのでは?とも思われがちですが、そこは1日あたりのハードルを極端に下げることで解決可能です。
たとえば100日本を読む、と決めた場合。「今日はこれを読んだ」と言って書影をSNSに投稿するだけだったら100日続けるのはそれほど難しくありません。でも、おそらくそれを見た人からは「この人は毎日本を読んでるんだな」と思ってもらえたり、あとはオススメの本を紹介してもらえたりもするでしょう。
よく「情報は発信する人のところに集まる」とも言われますが、私はこれを少し拡大解釈して、「好きを表明しているとそれだけで情報が集まってくる」と考えています。なにもすごい情報を発信しつづけなくてもいいんです。「おれはコレが好き、興味がある!」というレベルでも引き寄せ効果があります。
100日続けるとなにかの人になれる、というのは実体験としてもありますし、習慣化の観点からも100日も続けると習慣にできるんですよね。やるのが自然、やらないと違和感、のレベルになります。そういった意味でも、まず100日続けようを目指してやってみるのがいいんじゃないでしょうか。