ELASTIC LEADERSHIPという本を読んでいます。
いろんな方から「いい本だ」と聞いたので、超速読や速読ではなく熟読しようと思い、自宅のデスクでメモを取りながら読み進めています。
3章 バス因子に対応する
3.1 バス係数とバス因子
バス係数・バス因子 is 何
def:バス係数
チームメンバーのうちの何人がバスに轢かれたらプロジェクトあるいはチームが破綻するか。つまり、バス係数が1のときが最も危険だ。
なにこれ物騒・・・
def:バス因子
バス係数として数えられるメンバー
つまりこの人が轢かれたら困る、という人。
ビルド職人とかこうなりやすそう。
3.1.1 単一障害点 (Single Point of Failure : SPOF)
ビルドなど重要なポイントを把握している人が少なければ少ないほど、居なくなったときのダメージが大きい
3.2 バス因子を取り除く
即効性があるが長期的には効果がないもの、即効性が無いが長期的には効果があるもの、両方ある。
3.2.1 ペア作業とコーチング
バス因子に、1日最低30分ペア作業をさせる。
学習するのに最も良い方法は、教えることだ。教えることによって、新しい人は成長し、指導されるよりもずっと深く学ぶことができる。
3.2.2 教師としてのバス因子
バス因子から他メンバーに知識伝達をする。するとバス因子はバス因子でなくなるし、教わる側も成長することができる。
バス因子に週に1,2日、本人の知識領域の作業をしてはいけない日、をつくる。
3.3 バス因子の発生を防ぐ
取り除く前にそもそも発生しないようにする
- 3.3.1 ペア作業
- 3.3.2 1対1コードレビュー
- 3.3.3 ローテーション
- 3.3.4 ベテランにやってもらう代わりに、メンバーを安全地帯の外へ連れ出す
3.4 次にやること
次の章ではサバイバルモードについて扱う。
バス因子を放っておくと、すぐチームはサバイバルモードに突入する。