仕事中や日常生活において、何かわからないことや課題事項があるときに解決のために情報を集める機会は多くあります。

私は社内の匿名評価のようなもので、「情報を集めるの「は」得意」と書かれたことがありました。「は」の部分はさておいて、じゃあなんで自分が得意だと思われているんだろう、というところを考えて、いくつか答えが見つかりました。

情報収集能力を高める方法

普段から調べておく

身も蓋もないですが、情報収集する力を高めるには、情報収集を続けるのが一番手っ取り早いです。

ただし、これには前提が一つあって、必要になってから集めるのではなく、普段から集めておくことが大切です。

たとえば私は「テスト自動化」について、必要にならなくとも以下のような調べ物をしています。

  • 通勤電車の中、Twitterで「テスト自動化」をキーワード検索する
  • 仕事で「会議まであと15分あるけど、この隙間時間で完結しそうなタスクは無いな・・・」というときに「Test Automation Tool」とGoogle検索する

こういった、日頃の情報収集をしておくと、いざ誰かから「こんな事したいんだけどいい方法・ツールない?」と聞かれたときにパッと答えを返すことができます。仮に即答できなくとも、自分が過去に調べた記憶を頼りに改めて調べ直すことができ、この場合はゼロから情報収集をしたときと比べても圧倒的短時間で情報を集めることができます。

普段から「何に興味があるか」を発信しておく

これは、情報を自分が集めるのではなく、情報に集まってきてもらう方法です。

たとえばあなたの同僚が「キティちゃんが大好きで、ご当地キティを集めてるんだ!」と言っていた場合。もしあなたがどこかに旅行をしてご当地キティのグッズが売られていたら「買っていってあげよう」という気になりますよね。

情報もこれと同じで、自分が「**について興味があります!」などと日頃から表明したり、その情報を周りに発信しておくと、周囲の人があなたに情報をすすんで提供してくれるようになります。

つまり、黙っていても情報がどんどん入ってくるようになるのです。ここまでくると情報の収集と発信のサイクルがかなり高速で回りだしているのが実感できるはずです。

まとめ:普段からやるのが一番大事

情報収集する力を高める方法、私が実践しているのは主に上記2つです。

私は「本を読む時間が無いのは、本を読まないから(=本を読めば知識量が増え、読書効率がアップする。本を読め。の意)」ということばがいろんな物事に当てはまるなーと思っていまして、情報収集もそうです。

情報収集を普段から行って広くベースを作っておくことで、いざ必要に迫られたときに欲しい情報をすばやく集めることができます。大事なのは「普段からこつこつやっておく」こと。これにつきます。