2017年の途中から、自分の社内でもくもく会を月一開催しました。(自分が行けなかった回もありますが)

始めたきっかけが、もっと自分の仲間を増やしたいというか、「今こんなこと新しく身につけようとしてるんだぜ」みたいな話ができたら楽しそうだなーと思ったから、です。

あとは後輩とかにスキル伝達したり、家だと集中できない人が「今日は会社で集まりがあって」という口実に使えたり、そんないろんなメリットがあるかなと考えてました。

で、やってみた結果としてはかなり楽しかったので、今後も継続したいなと思ってます。

今回は自社内でもくもく会をどんな形でやったのかや、やってみての感想、ここ気をつけたほうがいいよというポイントなどご紹介します。

運営スタイル

基本的には自分含む数名が運営主体になって、日程調整や会議室の確保などを行いました。

もくもく会は当日集まってしまえばそれほど大変なことはないのですが、やはり日程調整は面倒でしたね。あとは参加者の都合が合うのに会議室が空いてなかったり。

会社は客先常駐の人が主なので、開催は平日の19時ごろから。ただ、この時間でも業務都合などで遅れてくる参加者もいて、なかなか難しいところです。遅ければ全員揃って始められるものの、解散も遅くなってしまう。

もくもく会のルール

ルールというと大げさですが、もくもく会では以下のような案内をして開催していました。

  • 参加者同士で(多少大げさでも)褒める。他の参加者のやったことなどを決してけなさない
  • 当日やろうとしていることから逸れてしまったり、予定していたところまでたどり着かなくともOK
  • 会の最中では質問したり教え合ったりはOK。ただし、大声を出すなど周りのもくもくを妨げるのはNG

特に1番目が大事で、「ひとりだとなかなか難しいから、みんなあつまって楽しく自己研鑽していこうな」の場としてもくもく会を開いていたので、「それもうあるよ」とか「それつまんなくない?」などのモチベーションを下げるような場にはしたくなかったのです。

会の進め方

基本は自分が司会として進めました。

会は19時から21時の2時間を基本とし、以下のような流れです。

  • 自己紹介&今日やること発表タイム
  • 注意事項説明
  • もくもくタイム
  • 本日の成果発表タイム

まず最初に、自己紹介と「今日やることの宣言」をしてもらいます。社員同士でも部署が違うなどで初めましての方もいたため、自己紹介は毎回必須にしました。また、今日自分が何をやるつもりなのかもここで一言説明してもらいます。これによって「それなら自分詳しいよ」とか「あ、自分も勉強したいと思ってた!」などのコミュニケーションが生まれることを期待しています。

次に注意事項説明、は上記のルールを説明します。

次が本番のもくもくタイム。

最後に、15分くらい時間をとって、全員が2, 3分ずつ、今日やったことを発表します。ここでは発表準備等は無しに、基本口頭でOKとしています。もし動くモノが出来た人はそれをプロジェクターで映して見てもらうようにします。

全体はこのような流れで進めていました。

大体もくもくタイムが1時間半くらいはとれるようになってます。

感想・ポイント

参加者の評判は上々

参加者の皆さんには楽しんでもらえていて、リピーターも多いです。

やはり家に帰ると集中できないという声もあり、だれかとやることで集中できる、よい効果が出ていました。

あとは単純に楽しい。

人数が増えると時間が足りない

最初と最後に、全員にひとことずつしゃべってもらうようにしている都合で、どうしても参加者が増えるともくもくタイムが減るという、嬉しい悩みが出ていました。

このへんは、◯人を超えたら2グループに分ける、などの工夫で、人数を増やしすぎないように調整が必要そうです。

個人的には、2時間の枠でもくもく会をやる場合、5,6人が限度かなという印象です。7人以上になると実作業時間が1時間ちょっとになってしまって、結構勿体無いです。

もくもく会とは何か、を募集前に丁寧に説明する必要有

ここが自分が抜けていたのですが、「もくもく会やります!参加者募集!」とだけ言って募ろうとすると、「もくもく会って何?」という方が大半だったりします。

参加者曰く「今日はもくもく会に行くよ」と同僚に言ったところ、「え?今日水曜日だけど?」と返されたそうです。

会の意図や、どういう気持ちで来て欲しいのかなどは丁寧に伝えておく必要があるなと感じました。

まとめ:もくもく会やりましょう

言いたかったのはコレだけで、自分の社内でも、仲間内でも、楽しいので積極的にもくもく会開いていきましょうよ、ってことです。

この記事がもくもく会を開く際の参考になれば幸いです。