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お疲れ様です。@yoshikiitoです。

チャレンジ6日目「PERFORM A CRAZY TEST」です。

この企画は、#30daysoftestingというチャレンジです。

詳しくは第一回を参照ください。

クレイジーなテストをする

えー、弊社内でも「クレイジーなテストってなんだ」で大分盛り上がりましたが、答えは出ていません。

途中で「全裸でテストするとかじゃないですか」と言ったのですが、ネタにされるだけで賛同はいただけませんでした。(静電気の影響で云々とかあるかもしれないじゃないですか!)

冗談はさておき、クレイジーなテストについて少し考えて見たいと思います。

CRAZY = ふつうでない、ではないか

CRAZYを直訳すると「狂った」になります。今なら「ヤバい」でもいいかもしれませんが、意味が広すぎるので「狂った」で。

狂っているというのは、常識から外れている、一般に理解がえられない、つまり「ふつうでない」という意味に言い換えられると考えました。

次に考えるのは「ふつう」とは何か、です。

ふつうのテストとは

  • 技法・手法として確立されている方法で行われるテスト
  • 誰もが実行したことがあるようなテスト

です。私が決めました。(異論ください)

で、狂っている=ふつうでない、とすると、上記の逆で

  • 技法・手法として確立されていない方法で行われるテスト
  • 誰も実行したことがないようなテスト

が、狂ったテスト、すなわちCRAZYなテストという事になります。

そうなると、全裸テストは既に先人がいるのでCRAZYではないことになりますね。

話を元に戻すと、要は誰も考えつかなかったような、既存手法ではカテゴライズできないテストをすればCRAZYなテストをやったと言えます。

誰もやったことのないようなテスト・・・普段テストしてる人の姿を思い浮かべてみましょう。

テスターはテスト対象がうまく動くと思っていません。「ほんとにちゃんと作ってるの?」「デグレとかあるでしょ絶対」「ほらここ直ってない」・・・と、対象を疑ってかかっています。

ではあえてもっとポジティブにやってみてはどうか、と思いつきました。

仏の心でテストする。あるいは褒め倒す

コレが私がやったクレイジーなテストです。

とにかく、普段だったら当たり前だと思うところまで褒めて、「うんうん、いいねいいね!」といいながらテストをします。

家で一人、某Webサービスを仏の心でテストしてみました。もちろんテスト仕様書とか設計仕様とかはありません。場当たりな感じです。

「おおー、入力欄に文字が入るんだね!すごい!」「テキストが増えるとスクロールできるようになるのか!気が効いてるねー」などなど。

この調子で「お、タスクを登録できるのかー。いいねー。タスクは過去締め切りでも入れられるのかな?いいねいいねー、締め切り過ぎたタスクを登録したいことだってあるよねー。じゃあ日付もタイトルも無いタスクとか登録できるのかな?」なんてテストしてたら、「タスクの登録が出来ないときに、メッセージが何も表示されない」という動作が目に止まりました。

入力必須項目の色が変わるとか、メッセージ出るとか、何かしら反応がほしいな~なんて思います。バグじゃないんでしょうけど。

と、こんな感じのことをやってみて。

おそらくテスターとしての自分でない別のペルソナとしてテスト対象を操作することによる発見、みたいなのがこの「仏の心でテストする」の効果の一つとしてあったのではないかと思います。もう少し突き詰めて考えてみると、テスト観点を出したりするのにいいかもしれない。

CRAZYなTESTなんて無い

ここまでノリノリでやっといて言うのもなんですが、CRAZYなテストなんてたぶん無いです。

確かに「いいよいいよー凄いじゃんー」と口に出してテストしてたら、周りからみてクレイジーですけど、そういうことではなさそうです。

おそらく今回の「PERFORM A CRAZY TEST」をやるにあたって、CRAZYってなんぞやを考えることに意味があったんだと思います。

先にCRAZYとはで挙げたように、既存の技法・手法に当てはまるようなテストはCRAZY感がありません。そうすると、なるべく既存手法を抜けだそうとするんですが、よくよく調べてみるともうその方法には名前があったり。

コレを繰り返していると、今まで知らなかったようなテストの手法や考え方に出会えて、「そういうのもあるのね」と気づくことができます。

つまり、CRAZYを追い求めることによって既存の非CRAZYなところの勉強になる、という感じです。

今回のDay6の課題は

「クレイジーなテストなんてものは無くて、クレイジーを目指すことによって見えてくる観点があるのじゃ」

という、仙人の言葉のような意味があるのではないか、と思います。

(他にはカリン塔のてっぺんで飲む超聖水みたいな)

勉強になったような肩透かしをくらったような気分ですが、明日はDay7 「FIND AN ACCESSIBILITY BUG」です。

アクセシビリティに関するバグを、なんとか探したいところです。